あぁ、何もせず。

というのはちょっと嘘。
ちょっと議論に進展があった。その上でも、基本的には私に負い目を感じる部分はほとんど見出せない。

「われわれは、たまたまウィルスに感染して、そのわりにはすごく不幸だと。」
ある程度はそのとおりだろう。確かに理不尽だな。
「周囲の無理解により、必要以上の差別を受けることも少なくない。」
そういう話が結構あるという話は聞くよ、おいらにはあまり無いけど。
「だから、われわれの問題は、ナイーブなんだ。」
ん?
「だから、われわれのことを語るには、腫れ物に触るような慎重さが必要だ。」
な、なに?
「猥談ゴシップ儲け話が中心の男性向け週刊誌が、藤居みたいなバカが語っているような表現で、このナイーブな問題を扱うのは何事か?」
な゛?
「そんな雑誌を読んでるやつらなんか、そんなくだけた表現では、われわれに対する理解を示すはずが無い。」
・・・・・・
「偏見を助長する雑誌記事を書いた編集部と記者に、一言申してきた。聞き入れてくれなかった。これからもこの記者は他人を傷つけ続けるだろう。」
・・・・・・
・・・・・・
おいらたち、それほど特別待遇を受けないと生きていけない?
おいらたち、プロ市民に助けてもらわないといけない?
おいらたち、タブーになってしまうのだろうか?

これまでに、そして今もあるタブー


もう少し、差別が生まれる構造、これを深く考えてみないといけないようだ。
まだまだ勉強不足だな。