告白

あまりはっきりと日記に書いたことは無いけど、MELITで触れないわけにいかず、まずここで告白します。

約15年前、献血のスクリーニングにより、私の血液にC型肝炎抗体が検出されたことを宣告された。そのとき、献血は二度と行わないようにと強く釘を指された。
そのときに専門医の診察をすすめられていたが、去年秋、健康診断で肝炎が発覚するまで15年弱、この事実に向き合わずに来た。
何のことは無い、今から考えると、事実から逃げていた15年間である。

しかし、正直15年前に治療をしておけばよかったとは思わない。感染したのは難治性ウィルスであるため、おそらく当時のインターフェロン治療で治す事ができたとは考えづらい。
ペグリバ治療が保険適用になるのと、肝炎発覚した時期は、気持ち悪いぐらい一致しているが、偶然としか言いようが無い。

当然だが、今家族に感染者はいないことがわかっているので、誤って他人に感染させたことは無い様に思う。
そのことだけは、この後悔をやわらげてくれる。

MELITでは、この「献血お断り」の時の様子を書く。この頃は日記を書いていないので、記憶を頼りに。