自宅から本籍地へ

私の本籍は、死んだ父の生家である。ここまで、炎天下+夕立、往復75km、標高差360mのサイクリング。

父の骨は、そこに墓にあるわけだが、ま、父は次男って事で微妙なこともあり、またサイクリングのカッコで挨拶するのも微妙って事もあり、こそっとおまいりしてしまった。

この季節の上り坂は、結構気をつけないといけないことを再認識。

水を一リットル分もっていったけど、ま、ぜんぜん足りないわけ。
過疎化が進んでいる村のほうに進んでいくと、コンビニがなくなるのは覚悟してたけど、自動販売機まで姿を消すのには困った。昔あったクミアイマーケットやドライブインなど、一切潰れている、地域格差は深刻である。
水が一リットルしかないというプレッシャーから、補給の頻度が減って、非常につらいことになった。川の水に手を出すところだった。ま、さらに一リットル手に入れて、助かった。

朝飯食っていくだけじゃ、エネルギーがぜんぜん足りない。ダム湖脇を登りきったところで、妙にヘロヘロになる。最初は何が起きているか気づかなかったけど、どうも糖分欠乏だ。でも、なんだか固形物を食べたくないので、携帯食に手を出さないで折ると、さらにヘロヘロ。
近くのコンビニで、コークを飲む。これが、以外に早く効く。次のコンビニで、ガリガリ君を食べる。これも効く。甘くて冷たいものは、モー地ベー所ん回復にも役立つ。

道は、数年来の水害の蓄積からか、ところどころ工事による寸断。正直、行政の災害対策の動きは遅い。余りなれていないドライバーがいたりして、ずいぶん渋滞していた。ま、自転車にはそれほど影響は無い。
速く行こう、かっこよく行こうとすると疲れてしまう、それらをあきらめたあたりから、自分のペースがわかるようになって、楽になる。ま、まだたいしたこと無いって事、私の体力は。