ロングライド

気のせいか、自転車のロングライドが世間ではやっているような気がする。ただ、周囲には評判よくない。
ま、いろいろ理由はあるけど、基本的には行ける所まで行っちゃう関係で、帰りは輪行が多く、結構費用がかかること。正直、家族がある人には、なかなか許しが出ないというのは理解できる。
あとは、基本的に自転車乗る以外の事を排除する傾向があり、何が楽しいのか理屈では理解しがたい行為ではある。これは、それぞれ性格的に向いている、向いていないというのが基本的にあり、まずは精神的な壁を越えないとそれを確かめるすべも無いということで、食わず嫌いとなるのは仕方が無い。

ロングライドに二種あって、正直それはまったく違う行為に見える。
ひとつは、長期間の移動旅行、一日の工程は少なめに、長い期間を使って長距離を旅するもの。もうひとつは、連続の工程で長距離を走り続けるもので、前者よりスポーツの要素が強い。
私の趣味的には、前者のロングライドが好きだが、最近は後者のロングライドにも出ていて、私の中では、一日200km越えがこの定義となる。
ただ、いずれにしても、あらかじめ決めた工程を、安全に予定通り走りきる、ということに挑むという目的は、どちらのロングライドでも変わりが無い。走行自体が楽しいか、気持ちよいか、というのは、あまり重視していないところが、他人に理解できない部分であろう。

甲州道中か。いつもに増してなじみが無い土地に一人ぼっち、どうなることやら。