恐る恐るの検査通院

今日、N病院に行ってきた。内科で肝臓の様子を調べてもらうため。
最近職場の健康診断、なんだかたまたま血液検査というのをさせられたので、なんだか肝臓が悪いことがわかり、さっさと診察してもらえとのこと。
心当たりがないわけではない。12〜13年前ごろ、もう献血してくれるなと、血液センターに集められて宣告されたことがある。献血した血を調べたところ、C型肝炎ウイルスに関係した抗体が検出されたのこと。染ったらしい。
正直すごく痛いとか、すごくだるいとかなかったわけで、なんだか勝手にウイルスがいなくなるってこともあるらしく、ま、ほっておいてたわけ。

心当たりがあるものの、ただの酒の飲みすぎの可能性もあるわけだから、こういう風に心当たりがあると周りに言いふらしてたりすると、検査してみてすごく恥ずかしい状況になる可能性もまだあるのだと思うような気がしたりして、黙っておけって感じかもしれない。

ま、どっちにしろ、今日は検査しにいった。

N病院は総合病院なんで、ま、どっかの医者の紹介状がないと、2000円ほど余計に払わされる。一見様お断りということでもないよなぁと思ったが、もらった紙には一見様お断り(みたいな事)が書いてあった。すいませんね、肝炎の疑いがあるぐらいでいきなりお邪魔して。
しばらく待って、診察券なるカードを作ってもらって、内科受付に健康診断の結果の紙を示して、「肝臓の調子が悪いんで診てくれ」。ちょっと待たされて、持っていった本(ドンノーマン氏の「誰のためのデザイン?」って本)でも読んでみようか、でもこんなときは心細く、いらいらして読書にもならんです。
そのうち診察室に呼ばれて、肝臓専門の先生、30代前半だろうか。最近の病院は、PCを使って問診したりするわけです、最近聞かなくなってきたエキスパートシステムってやつ。肝臓が悪いやつが来たときには、「昔切った貼ったしたこと(手術)あるか?」「血を分けてもらったことあるか?」「モンモンがあるか?」つう質問項目がそれに書いてあるわけ。お医者さん、そいつを隠そうともせず、おいらの答えをそいつに入力していくわけ。あれ、カルテを独語で書くとかしないすよ、そのまま日本語で入力しやがる。
で、まリンパ節を検査で採ったことがあるとか、酒は週一でそれなりに飲むとか、あまり手がかりになることも得られないのが不満なのか、いちいちこんなことで忙しいのに着やがったと思ったのか、微妙な顔をしながら腹の辺りをトントンと音を聞いて、問診終了。血液検査して、2週間後に結果が出るから、そのときエコーを取って中身を見て、どうするか決めるからとのこと。とりあえず、流れ作業的に血を採って。次は27日。
え?ウイルスのことは言ってません、どうせ血液検査するんですから、意味ないでしょ。
で、8000円幾らか。保険の対象が6000円幾らかってことは、同じぐらい健康保険を使わせてもらったわけです。しかし、結構お金かかりますなぁ。

なんだか10時には終わってたのですが、1日有給をとっちまったんで、でも職場に行こうかなとも思ったけど、ま、別に誰も困んないだろうし、なんか理由がないと有給とることもないし、あたりをうろうろして、山頭火でラーメン食ったりして、家に帰って寝たわけです。これは、悪行でしょうか。