例のスレ

掲示板の例のスレ、いつももめる話題がある。夫婦間の水平感染もしくは母子感染と、無症候性キャリアのIFN治療。
C型肝炎総合スレpart.6
前のほうは、あのスレの中では、感染の確率は低いけど否定できない、とのコンセンサスが、なんとなくある。あまり統計的な根拠はなさそうではあるが。ただ、いつも揉めるきっかけが怪しい。いつも発端は、いわゆる「釣り」っぽいのだ。スレが静かになってくると、スレがどんどん落ちていくわけで、いわゆる「盛り上げ」を狙ってる誰かの仕業と考えるのは、うがった見方だろうか。だって、いつも同じパターンなのだ。
次、無症候性キャリアの人は、IFN治療をすべきか?普通に考えると、ウィルスはいるけど、肝炎になっていないわけで、IFNやって不愉快な思いや体調を崩したり、寝た子(=HCVや免疫機能)を起こすようなことをせず、定期検査で気をつけておけばよいというのが、今までの考え方だったようだ。ただ、最近無症候性キャリアでもIFN治療を始められる方もいるというのだ。興味深い話題ではある。
では、なぜもめるのか?無症候性キャリアあるいは軽い肝炎だとわかったが、IFN治療を始めたほうがよいのか?という質問がきっかけだ。よせばいいのに、「落書きの多い便所」で「自分の人生を預けるような質問」を「落書き」しちゃうわけだ。その結果、やったほうがよい、やめたほうがよいと、本人そっちのけでけんかが始まっちゃうわけ、便所の中で。
多くの無症候性キャリアの方々や、別の薬で炎症を抑えてる方々、さまざまな理由でその状態を良しとされている。たまに、ウィルスに感染していることの不安を吹っ切るために、かなり「その状態で問題ないんだ」と、「自信」をもたれている方もいる。それはそれで、この病気との付き合い方として、その人にとって正しいのやり方なのだと思う。
問題なのは、それがエスカレートして、「苦しい思いしてIFN治療やっているやつは馬鹿」、「禁酒するやつは馬鹿」、だって自分はそんなこともせず生き残っている、完全に病気のメカニズムを把握し、ウィルスを制御しているんだ、と必死に叫び、他人の考えを変えさせようとする人だ。ほんと、哀れなほど必死なのだ。さながら、「逆我慢」大会の参加者、「大会に参加せずただ我慢するようなやつはかっこ悪い」と叫んでいるようで、その必死さゆえに周りから失笑をかっている事に気がついていない、自分はいつもクールだと勘違いしているようなところが、そういう人にはある。ま、確かに人間というのは、自分の人生の選択をなかなか自己批判できないし、他人からの意見もなかなか受け入れられないものである。そこから、喜劇や悲劇が生み出される、というのは物語の常道だ。
結局、治療方針というのは、本人と医者が相談して決めるものだ。C肝患者だって、他の患者の体のことは素人だし、HCVや肝炎の研究者でなければ病気についても素人なはず。他人の判断に影響を与えすぎるのは、非常に無責任な態度ではないだろうか、恐ろしいことだ。