ドキュメンタリー

昨日のドキュメンタリー見ている。
NNNドキュメント’05 奪われた夢 〜薬害肝炎・・・エリコの青春〜
九州の薬害訴訟の原告、Fさんの物語。出産時の血液製剤による感染。

「いま元気?」ってみんな聞くでしょ、なんて答えていいのかわからない、この状態を元気って言ったら嘘になるし、だけどわざわざ元気じゃないって答え方も無い、「大丈夫」って答える。

原告は番号で書かれる、9割の人は本人の希望で実名を公表しない方。
原告のある男性、病気を告白しても、職場で避けられるような差別を受け、会社を辞めた。まだ、C型肝炎患者が実名を公表できるほど、差別のない社会になっていない。

声にしたくてもできない人が多くいることを知っている、一言でも多く自分の感情を言葉にする努力をして、全国の肝炎患者のためにもがんばる

感染を知るまでの20年間積み上げたものがあるが、それは治療のためではない。もっといろんな可能性があっただろうし、キャリアウーマンのように働きたい、でもできない。それが悔しくて、悔しいです。

夢も結婚も出産も、イッコもあきらめていない。だから今闘おうと。