廃線

法事のため、父の生家に行く。
父の家は、JR無人駅の向かい。数年前、この路線が廃止になった。

こういうことがあると、沿線の人々は写真家になる。
父の生家には、黄色のディーゼルカーの写真がたくさん飾ってある。

私の祖母は、昔からハンディーカメラをもって写真を撮るのが趣味だったようだが、JR可部線、可部-三段峡部分の廃線がうわさされたころから、写真を撮り続けた。隣のうちのおじさんも、たくさん撮った。