なんとか症

あれから多少熱が出て、さっさと寝る。
今日起きて見ると、熱は下がったが、多少お腹が弛い。鼻水は出ていない。
町医者の道すがら、試しにマスクを外して五分間歩く、すると鼻腔が痛くなってきた。
医者に、二日間昼間鼻水が止まらない、少し熱が出た、等と今の状態を告げると、「症状だけで判断するなら花粉症だけど。今年で初めてなら、血液検査で判断するから」と、採血の指示。喉を見て「少し腫れているね」、背中から聴診器で音を聴く。「反応を見るためにも」ということで、アレグラ錠という抗アレルギー薬を飲み続けるように言われる。検査結果は十日後。
にしても、最近近所にできたこの医院、いつも朝行けばその日最初の患者で、相当暇そうだが、何かせかせかしく、物足りなく、あっけない。C肝のとき通ってた総合病院の「戦場」や、透析で規模を大きくした結構ご贔屓を抱えたもと町医者でも、こんなにあっけなくはなく、妙に心配になる。